16)半田作業です。
鉛線で組んでの半田作業のポイントは温度です。鉛の融点は328℃。
コッパーフォイルの作業のようなつもりでいると、鉛線を溶かしてしまうことも少なくありません。
画像の半田ごては温度調節機能付きのもの。設定が正しければ鉛線が溶けるという心配がありません。
なお半田に使用のフラックスは、油脂+ロジン(松脂)系のものを使います。
液体の塩素系のものですと、あとで白い粉が噴くことがあるからです。
ラードを溶かし、その中に松脂をいれて煮込むと自家製のペーストができます。
ステンドグラス用ペーストがまだ一般的でない頃は、工房ではそうして作っていました(^^;
使用工具・材料
SOL60/40: 半田60:40
SC2049-8S5C: 温度調節機能付き半田ごて 5C+8S付き
8961:ノコロデペースト 48g