鉛線でチューリップパネルを作る
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チューリップ・プロジェクトでは
出来上がりが小さなものだったので外側に真鍮φ4mmの丸棒を入れましたが、
大きなパネルではより本格的な補強が必要になることがあります。以下はその補強例です。
↑ 補強の内部
上の画像のパネルは補強の入れ方を示すために制作した見本品です。実際のパネルの出来上がりの画像ではありません。
外側の鉛線にはプロ用鉛線 10Hを使用。
鉛線10Hの内側にはガラスがきますが、外側に何もはいっていなとつぶれてしまうことがありますので、4x4mmの木の棒を入れています。(小さなものなら
割り箸でもOK)
ガラスから外に向かって → フラットタイプの10Hの鉛線
→ 4x4mmの木の棒 → 10x10mmの真鍮コ字 という順序になります。
真鍮コ字の突き付け部分の角は45度に切り、合わせの部分を半田します。
真鍮の外側(上側)だけでなく、鉛線と真鍮の間にもしっかり半田が入っていることを確認します。
画像ではやや汚い半田になっていますが、取り付け後は
この部分が押縁に隠れるので、しっかりとまっていれば
これで良しとします (^^;
補強棒の拡大画像です。
3x10mmの真鍮棒を 2本 ヨコに使用しています。
補強棒とパネルの半田は、全ての接点を半田するのではなく 10〜15cm程度の間隔をあけています。
なお真鍮コ字の一部に溝を切り、3x10の補強棒の一部が埋まるような形にして
動かないようにしています。
また押縁がくる部分は、斜めに削っています。
↓
↓全体画像
H1300xW700mmの大きさですので、2箇所 補強棒を入れました。
★の位置に横棒が入っています。
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